借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

地に足をつける

一応、短期?のお仕事を始めました。

2か月ずつ、3か所の部署でとりあえず練習というか経験を積む、という話になっています。

この話もこの国のことだからどうなることだかわかりませんけど。

 

 

先日が一日目だったんですが、

割と田舎の、小さい部署だからか、

そこまで先進技術を駆使しているわけでもなく、

つまり、少しお手軽な感じになっているので

ストレスがなく初日を終えられました。

 

私には、少し田舎とかの方があっているのかも。

もう年齢的にも、最先端のところでバンバンというわけにはいきませんからね。

 

4か月ほど前のことを思い出します。

もう4か月前か。

 

田舎で実習をしていた時、

現地で働いている、割と高齢の女性がいて

私が顧客として対応してもらっていたんですけど

少し話をしたんです。

 

どのくらいここで働いているんですか。

もう40年以上かしら。

18の時から働き始めて、24の時に資格を取って

そこから20年は近くで、そしてまた20年をここで。

私は年寄りなのよ。

 

そういって、にっこりと笑ってくれました。

 

 

胸がいっぱいになって、何も言えなかったけど

「あなたのような人に憧れます。

あなたのような人を尊敬します」と言いたかった。

 

地元に密着して、

地域の人たちとつながりを保ち、

しっかりとした基盤を作ってそこで生きている

 

そんな人生に、今、私はとても憧れていて

そんな生活をしている人たちを、心から尊敬している。

 

いろんな国に行って、ふらふらしている私は

今、どこにも基盤がなくて

帰るところがないから

 

私が本当に欲しいのは、そんな生活だったのだと、今は思う。

 

そんな生活を本当にしていたら、きっと苦しくて抜け出したくなるだろうから

隣の芝生なのだろうけど。

 

 

まあ、そんなことを思い出して

今、働き始め

少しでも、少しでも基盤のようなものを作れるように

少しは頑張ろうかなと思います。