忙しいけど、幸せだった
私のバイトは、ガードマンみたいな仕事です。
ちょっといろんな意味で不安定な人を見張るのがお仕事、のようなものです。
この週末もバイトに行ってきてですね。
今回は、あまり話すことはなかったのですが
(というか、本当はもっとしゃべるべきなのでしょうが、避けてるところがあります)
それでも少しお話しました。
今回の人はおばあちゃんで、家族はどうしてるの~と聞いたら、子どもが4人いると。
4人!
男の子は何人?女の子は何人?と聞いたら
男の子が3人で女の子が1人。
それぞれ何歳くらい離れてるのか聞きたかったけど、もういい年だろうからなんかもういいや(;^ω^)と思って諦めた(;^ω^)
それにしても、4人も子供がいて、そのうち男の子が3人だと、そりゃ大変だったでしょう!というと
「ええ。本当に、とてもとても忙しくて。でも、とても幸せだった…」
と言うんですね。
しっかりと、迷いなく、言うんです。
私、
羨ましくて、
泣きそうになってしまった。
今もなんか泣いちゃってる。あは。
私が欲しくてほしくてずっとほしいと思っていて、でももう絶対に手に入らない生活を、この人は過ごしてきて
幸せだったと力強く言えていることが、
とても嬉しくて、私は思わず笑顔になってしまって、
そして同時に、羨ましくて、少し、少しだけ、目をつぶって深い息をしてしまう。
もう一度、人生をやり直せたら
地方都市で
優しくて気のいいマイルドヤンキーの奥さんになって
子どもいっぱい作って
毎年お盆とお正月に集まる親戚のためにいっぱい料理するのに大忙しで
毎年毎年つくる牡丹餅を子どもが楽しみにしている
そんな将来があったのかもしれないな。
そのおばあさん、忙しくて、でも、幸せだったと言えるのだから、とてもいい人生だったのでしょうね。
なんか、響いたので、備忘録替わりにブログに記載( `・∀・´)ノ