借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

家族みたいなシェアハウス

新しく、男性がうちのシェアハウスを下見に来ました。

 

部屋の様子とか家賃もそうですけど、やっぱりどんな人がシェアメイトかは大事で

下見の男性もそれを大家に聞いていたところ、ちょうど私が帰ってきたので、

大家へのサービスで下見に来た男性と少し話し

24歳男性シェアメイトもたまたま出てきたので下見に来た人に挨拶したりしていました。

 

 

でも、下見に来た彼、あんまりここに入りたくなさそう(;^ω^)

ここ、相場より安いけど

トイレとかかなり状態悪いし、シャワーがまたすごい狭くてみすぼらしくて悲しい感じだし、人数多すぎるしな~(;^ω^)

 

 

下見の人が帰り、「彼、あんまり入りたくなさそうだったよね」と私が言うと、

24歳男性のシェアメイトが言いました。

 

 

「僕だってここ、入りたくなかったよ。

最初の下見の印象から『嫌だな』と思ってた。でも時間がなくて選択肢がなかったんだ。

まあ今はいいよ、妻が来たら出ていくから、それまでの辛抱だ。

 

僕、大学の時からずっとシェアハウスだったけど、

そこではみんな、一緒にご飯食べて、いっぱい喋って、家族みたいだったよ!

ここは、今は1人で部屋でご飯とか食べてさ、なんなんだよ!」

 

 

 

うん(´・ω・`)

そうね(´・ω・`)

 

 

ごめんね。

 

 

君は、大学の時は、母国の人たちが集まるシェアハウスにいたと言っていた。

学生たちばかりで、

学生ノリだし同郷同士で、いろいろ教えてもらえて、楽しかったでしょう。

 

 

ここは、

前のおしゃべりなシェアメイトがいたときはよかったけど

私はアラフィフで、学生ノリにはちょっとついて行けず、世代的にみんなと話が合うわけでもなく。

私、恋バナとか、辛いし(;^ω^)

 

就職したことがなくて、将来が目の前に開けている若者と、

今から人生を収束しようとしているアラフィフ。

ちょっとね。違うの。違うのよ。

 

私の話を「へええ(・∀・)」って聞いてくれるタイプならまだいんだけどさ(;^ω^)

彼、自分が何か教えたい、自分が親切にしたいタイプだしさ(;^ω^)

私が少し私の話したら、バシッと切ってアドバイスしてきたりするからね(;^ω^)

 

 

このコロナの状態で、

私が面倒見てあげたい気もしたけど、

2人で仲良く親密にやっていきたい気もしていたけど、

 

私も正直やることがあって、

一緒にゆっくりご飯を食べたりしている余裕はなくて

できる時には早く帰ったり、クッキー焼いて渡したりはしていたけど

家でゆっくり料理もする余裕も洗濯する時間もなかったくらいで

 

そして彼は、この状況でも一応週に2,3回バイトに行けていたので

そちらで交流していてもらえたらと・・・

 

 

 

今は少し余裕ができて早く帰ったりしてるけど、

もう彼、今の状況に対応しちゃったみたいで

一緒にご飯食べようとはしないの(;^ω^)

 

 

24歳男性シェアメイトのほかは、ゲーオタで未だに2回しか顔を見ていない彼がいるくらいで

24歳男性が話が合う年代の人はおらず、ずっと独りぼっちでしたからね。

 

 

でも、他のシェアハウスはだいたい2,3人が普通だし、

この状況で、本当に1,2か月誰とも会わず誰とも話していない人もいる中

下を見ちゃいけないけど、

彼みたいな人はたくさんいて、彼はまあ悪くない状況だった方かもしれないと。

バイトだって、キャンセルにならず、ずっとあったし。多かったくらい(;^ω^)

 

一応彼もそれをわかってるから、

まだ仕事が見つかっていない私に、

バイト先で余った食材なんかを差し入れてくれてるんですよね。

 

 

彼曰く「貧乏な国」出身の、彼の同郷は

おそらく、日本の昔の田舎の家族のように大家族で

個人のことを何でも知っていて、なんでも教え合って、そして支え合って。

 

そして彼は今も、このシェアハウスで

昔の経験から

同じように、家族のように

おせっかいなほどにお互いを助け合おうとしてくれる。

若いのに。

 

 

今の日本では難しいと思うけど

実現できたら、なかなか、いいものかもしれません。

家族のようなシェアハウス。

 

理想かもしれませんね。

 

住むのが楽しいシェアハウスのつくりかた

住むのが楽しいシェアハウスのつくりかた

  • 作者:細山 勝紀
  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)