夜中の訪問者
夜中に、ドアを叩く音が聞こえます。
ドンドンドンドン・・・
ガンガンガンガン・・・
誰だろう?
鍵を持って出るのを忘れた、シェアメイトの誰かだろうか?
部屋の外に出てリビングに出てみましたら、
リビングの窓は外から見えるようになっているため、
外から私を見つけた誰かが
リビングの窓を「どんどんどんどん!」と叩きます。
開けてあげたい気はするけど、でも、誰だかわからないし。
変質者だったら、開けたら襲われます。
自分一人で開ける選択肢はありません。
そこで、
24歳男性シェアメイトに声をかけまして
「誰かが外から、ドアを叩いてるみたいなんだけど」と相談してみました。
24歳男性シェアメイト、ちょっと外を見てみましたが、暗くて見えない。
「開けてみたらいいさ!」というので
ええええ~~~(;^ω^)と思ったのですが、
まあ、私はちょっと離れて(何か棒でも持とうかなと思ったのですがね)彼がドアを開けましたところ、
ピザの宅配人(゚∀゚)
「誰あてですか?」と24歳が聞くと
「えっと、住所は〇〇であってますよね?」と答えるピザ宅配人。
いや、ちゃうから(;^ω^)
ピザの宅配なんて贅沢なものを頼むのは、
20歳の引きこもりオタク青年しかいないよ(゚∀゚)
というわけで、彼の部屋をノックしようと思いましたら、多分物音を聞きつけて彼がドアを開けて出てきました。
「ああ、僕だ。ごめんよ、聞こえなくって」と謝っておりまして、
24歳男性は「いいよいいよ」と言いましたが、私はちょっと嫌な目で彼を見ちゃいましたよ(;^ω^)
だって、よくないよ(;^ω^)
オーダーしたなら、自分でちゃんと責任もって受け取れよ( ̄▽ ̄;)
さっきまであんた、ゲームで思いっきり叫び声あげてただろ(;^ω^)多分ヘッドホンとかしてたんだよ。
こういう配達物、シェアハウスでは困りますよね。誰が受け取る受け取らないとかありますから。
24歳男性シェアメイトは、みんなで助け合う国出身だから開けちゃいましたが、これもっと個人主義の国出身の人とかだったら開けなかったかも。
まあ、日本での最初のシェアハウスでもこういうことありましたけどね。
玄関わきにホワイトボード置いて、何かが届くときには書いとくようにしてました・・・してない人も多かったけど(;^ω^)
ていうか、この20歳青年の親、大丈夫かな。
ピザ宅配人さんと金銭の受け渡しをしていなかったので、多分スマホアプリとかでオーダーしたんでしょう。
ということは、料金は全部スマホの支払いと同時・・・?イコール、多分親が払ってるんでしょう。
まあ、20歳、まだまだ独立しているというわけにはいかないのでしょうけど。私もこんなだったかな。昔の自分考えると恥ずかしい気もしますね。
そんなことを考えながら部屋に戻ろうとして、24歳男性に「ありがとうね~」というと
24歳男性は笑顔で
「んも~、君のせいでこわかったよ!( ^)o(^ )」と言って、部屋に入っていきました。
「きゃー、ごめんね(≧∇≦)」と思わず言っちゃいましたが、
あれ?(´ω`)
あれ?(´ω`)
σ(゚∀゚ )オレのせいか?