ナガサレ~ルイエタテ~ルから
ナガサレ~ルイエタテ~ル、名作ですが
震災で家を流された一家が、同じところに家を建てるお話。
有名ですね。
ここに書かれているおばあちゃんがものすごくいい味出してます。
おばあちゃん、震災で仮設住宅に入って認知症がひどくなってきて
だから同じところに家を建てて帰ったものの
周りには誰もいなくて
認知症はひどくなり、改善のためにわんこを飼うも失敗し(;^ω^)
新築した家に住んだのは4年ほど、
そこから施設に入ったそうです。
おばあちゃん、すごくファンキーでかわいいのですが
おばあちゃんの若いころがまた、しっかりした働き者の姿で
ああ、そして今 年を取って認知症になってしまったけれど
でも家族にとっては 昔ずっと働き詰めだったおばあちゃんの姿が脳裏に焼き付いているんだろうなとか
たった4年しかすまなかった家を建てた意味はあったのだろうかとか
いろいろ書いてありましたが
家を建てなかったら
もし、おばあちゃんが旅立った後
おばあちゃんの願いをかなえなかったことを
悔やんで悔やんで後悔して、ずっと苦しんだだろう
だから、
建てた意味はあったのだろうと思いました。
私、やっぱり
お年寄りと 子供が好きだなぁ。
高齢者を、高齢者として扱うんじゃなくて
いや、扱う必要あるんだけど
子どもも、一人の人間として扱う必要もあるけど、子どもとして扱う必要があるように
高齢者も高齢者として扱う必要はもちろんあるんだけど
もっと
みんな寂しくなく、
過去頑張ってきたその人生が尊重されるように
何かできることがあればいいな なんて
読みながら思っちゃいました。
ちょっと、よかったので、書いちゃった。
それだけ。