借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

年末年始の交通事故

年明けの瞬間にレッカー移動されてしまった私ですが、

レッカーのトラックの運転手さんがとてもいい人で、本来ならコロナで禁止されている、車と一緒に連れて行ってもらうのを

新年のお祝いだからと、乗せていってもらえることになり

 

車に乗っている間、黙っていてもよかったのですが

まあ喋る練習でもしましょうかねと思いまして、軽くしゃべってみました。

 

「年末年始は忙しいですか?」

「忙しいよ。新年パーティで、調子に乗って運転する人も多いから、事故も多いし

警察からの要請でレッカーするのもすごく多いんだ。

それを、3人で回してるから、すごく忙しいよ。

(電話が鳴る)

ああ、ごめん、妻からだ。実は記念日で・・・新年に結婚したんだ」

 

「みんなが祝ってくれる日に結婚したの、いいね!」

 

「記念日に働くのは、妻はあんまり喜んでないけどね(;^ω^)

警察からの要請に応えられるのは(警察からの許可証を見せてくれる)少なくて、その数少ないのが僕なんだ。

なので、とても仕事が多いよ」

 

「なるほど、事故でレッカー。。。それはけん引するの大変でしょうね」

 

「大変だよ。君の車なんて最高にラクチンな部類だよ。

壊れてる車も多いし、鍵がないのもあるし」

 

「そうか・・・私の車は3週間前に中古車屋さんで買ったばかりで、しかも修理もしたばかりなのに止まってしまって、不愉快だったけど

事故とか警察関係と比べたら、私はまだ気が楽な部類かもね」

 

そういうと、トラック運転手さんは、少し表情を真剣にして

 

「いや、それは全く別の問題だよ。

買ったばかりの車が止まるのは、それはあってはいけない話で、

事故よりいいとか、警察のお世話になるよりいいというのと同じにしてはいけない、まぜちゃいけないんだ」

 

↑というのを、もっと適切な説明で、でもしっかりと、でも厳しくなく、穏やかだけど信念のある言葉で言ってくれました。

 

 

だいたい、軽い会話なのですから

「そうだよ!事故より全然いいよ!」などと返す人が多いような気がします。

私もそれに慣れきってしまって、自分からそんなことを言ってしまいました。

でも、それを同じ土俵にして考えるべきではない、と、ちゃんと真剣に言ってくれるの、

とても、とても、とてもいい人だな、と、心に響いた。

 

うちの25歳男性ハウスメイト③くんとかなら

「よかったじゃないか!事故じゃなかったんだから!」というだろうし、実際に言っていた(;^ω^)

乱暴だよな理論が(;^ω^)

 

そういう、軽い会話なのにちゃんと向き合ってくれる人と話すことができて、

なんか、そういう人ってとても貴重だなとか

今回とてもいい機会だったな と思ったのでした。

 

興味深い年越しだったと思うよ(*´ω`*)