借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

ドタキャンというかすっぽかし(;゚Д゚)

さて、最近常に空きがあったうちのシェアハウスですが、

私の引っ越しを皮切りに、新しい人が2人増えることが決まり、一気に満室になりました!

なんだ大家、本気出したらすげーな。ていうか、なんだ、安いのかここ?だから人が来るのか?

 

 

と、思っていたら、離れのオッサンが私を呼び止めて言いました。

「こないだ何があったか知ってる?男の子が来て、大家はいないか聞いてきて、『今もうここにいるんですけど』って大家にメッセしたら、

大家から返ってきた答えが『もう決まりました』だったんだよ。男の子がカンカンに激怒してたよ」

 

(;゚Д゚)

 

そ、それ、ひど・・・

仕事はきっちりやる人だと思ってたのに、それ、あかんやつやん・・・子ども以下や。

 

 

で、3行前まで書いて、思い出した。

 

 

全員の入居が決まる前、大家が来て、私に話しかけました。

大家「また下見に来る人がいるんだけど、FtoMっていうのよ」

私「ああ(・ω・)」

大家「Σ(゚Д゚)ああ、知ってるのね、FtoM。性転換した人みたいね」

私「ああ、全然気にしないというか、むしろ安全な感じがしていいですね」

大家「心配しているのは、そういう人って、ホルモンバランスが不安定だから、感情が上下するのよね。それに繊細で、こちらがそんなつもりでないのに発言したことで傷ついたり」

 

私は、それを聞いて、

(なるほど、だから「LGBTの人も大丈夫」という宣伝が多いのだな)と思いました。

 

 

この国でシェアハウスの募集を見ていると、LGBTについての項目があるんですよね。

私は、「大家のような人がいるから、募集の際にLGBTについての項目も必要なのだろうな」と改めて感じたんです。

 

性転換した人が、ホルモンバランスが不安定なのは、事実なのかもしれません。

繊細なのも事実かもしれません。

でもそれは、その人たちを理解する、サポートする、寄り添うために必要な情報だと思います。

それを理由に嫌がるのは完全に間違っているし、その人たちを傷つける無神経な発言をした自分を恥じるべきだ。

 

LGBTの人たち、このような冷たい目を、いかほどに浴びてきたのだろう。

 

でも、下見を受け入れるようだったし、まあそこはなぁなぁにしていたんですよ。

 

でも今思い起こしてみれば、そのドタキャンされた男の子というのは、そのFtoMの子だった可能性が・・・

 

 

 

まあ、真相はわかりませんが、大家がドタキャン、どころかブッチしたのは間違いない。

今までもまあ私たち店子へのドタキャンはよくあったんですが・・・客を来させておいてブッチっていうのはなぁ・・・

 

この国、そういうの多いから、マヒしていくのかもしれないけど。

 

いろんな理由で理不尽な思いをすることはたくさんあるのでしょう。

その理由は、今回のように、隠されているかもしれない。

その理由を見つけ出すべきなのか、それを受け止めて消化し昇華していくべきなのか。

 

もやもやが残ります。

 

とりあえず、大家がちゃんとした仕事をしない人だったというのは、脳裏に刻んだ。