借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

無知は悲しみを生む

ちょっと思い出したことがあるので、今回も昔話。

 

 

私は、小さいころ、服を買ってもらうということがあまりありませんでした。

たいてい誰かの古着とかで。

 

服を買う、という行為は、私の中では普通は許されていないものだったというか、

大学生になるまで、気に入った服を買うという選択肢は頭の中になかった。

安くなっているものの中からマシなものを買う、

 

ユニクロもあまり行ったことがなかったのだけど、

この2年くらいでユニクロに通うようになり、

ユニクロだったら 気に入ったものを買ってもいいんだ(・∀・)と思えるようになったな~

安くて質がよくてそこそこにおしゃれもできるので、安心した気持ちで買えるんです。

 

 

そんな私ですが、

小学校低学年の時、

ライフで白いふわふわのセーターを見つけて、

「(・∀・)お願いこれ買って~~~!!!」とおねだりし、

珍しく買ってもらえたことがありました(*´ω`*)

 

 

 

こんなやつの、白かな。

 

 

嬉しくてうれしくて、

ふわふわもこもこがかわいくて、嬉しくて、

顔をうずめてニコニコして、

 

これが私の服なんだと、ずっと抱きしめてました。

 

 

着るものもったいなかったけど、

着て学校に行って、

 

私はしつけの悪い子供だったので、脱いで、ほっちらかしてたんですね(;^ω^)

 

 

 

そしたら。

 

 

その時、たまに、うちの祖母が一緒に同居してる時がありました。

うちの祖母は残念ながらいい人ではなく、トラブルメーカーだったのですが

本当に運悪く、その時たまたま同居してたんですね。

 

 

洗濯機で、ガンガンに回されてしまいました。

 

 

まだ、洗剤の箱が、テレビくらいに大きかったころの時代の話です。

当時その洗剤を、コップに3倍くらい入れて、

ダイヤル式の二層式の洗濯機のメモリを、振り切れるまでいっぱいいっぱいにセットして回していました。

 

 

当然、ふわふさの毛は抜けて、ハゲハゲになり

縮んでしまって、ちんちくりんに。

 

 

大泣きしましたね。

一度しか着ていないのに。

大好きだった、ようやく買ってもらえた服だったのに。

 

 

祖母に「ひどい!なんで洗ったん!!」と泣きながら訴えても

「なんやねん、せっかく洗ったったのに、なんで怒られなあかんのや!!!」と、逆にめっちゃ怒られましたね。

 

 

親切のつもりでやってもね。

無知は、罪のうちに入るのね。

やっぱり、ものごとは確かめてからやらないといけないと思うし

知っておかなきゃいけないことってあると思いますね。

 

 

親切のつもりで、余計なおせっかいをして、余計に双方ともがつらい悲しい結果になっているのを見たり思い出したりすると、とてもとても切ないです。

 

 

その後、私は、そのセーターを諦めきれず、

縮んでハゲハゲになったセーターを、その後も着ていったりしていました。

ピチピチで、毛が中途半端に出ていて、みっともなかったので結構からかわれたのですが

それでもお気に入りだったそのセーター、せっかく買ってもらった、買ってもらったばかりのセーターだから

捨てられなかったし、もっと着たかった。

でも着るたびに悲しい気持ちになった。

 

 

うわあなんで私はこんな悲しいだけの話を書いたんだろう(;^ω^)とちょっと思ったけど、

 

無知が悲しみを生むから、

教育は大事だなと

 

できるだけ悲しみを増やさないように、教育とかそゆのを広めていかなきゃですよねって

 

 

そんなふうに思いましたまる。