借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

ピアノの思い出①

今、ほぼ毎日行っている公共施設には、ピアノがあります。

 

 

ピアノを見て、思い出すことがある。

 

 

私は小さい時、本当に時々ですが、家族みんなと、ちょっとしたオジサンと一緒に、外食に行くことがありました。

たいてい、王将とか、ファミレスのような感じのところでした。

 

オジサンは、なぜか、毎回行くところを変えたがる人でした。

よくわからないこだわり。

同じロイヤルホストでも、違う店舗に連れていくことが、いいもてなしだと思っていた人でした。

当時ロイヤルホストがあったかどうかは知りませんが(;^ω^)

 

 

そして一度連れて行ってもらったところに、ピアノがありました。

そのピアノは、自動演奏機能が付いていて、

無人なのに、鍵盤が押されていて

 

私は子ども心に、「うわあ、透明人間が弾いてる???」と、

食事ではなくてそのピアノの方に夢中になって、

 

帰りの車の中でも

「ねえ、あそこにもう一度行きたい!」と何度もおねだりして

無駄なのをわかっていながら、道を覚えようと外に注意を払ったり、

 

次に外食に行く機会があった時にも

「あのピアノのところがいい!あのピアノが見たい!」と何度言っても

でも、2度と連れて行ってもらえませんでした。

 

今思えば、少し特別な、高いところだったのかもしれませんね(;^ω^)

ピアノが置いてあるくらいですもんね。

だから連れて行ってもらえなかった、というのもあるかも。

 

 

そして、大きくなってから、少しいい楽器屋さんに行くと

ピアノの自動演奏のパフォーマンスがあったりして

 

ああ、私が小さい時に憧れていたのはこれだったんだ、と

懐かしく思ったのですが

 

もう、子供の時のような、

はじけるような嬉しさやときめきはなく。

 

 

 

残念だなぁ。

子どもの時に、あの気持ちを持っていた時に、もう一度見たかった。

何度でも見たかった。

ピアノがもっともっと好きになっていたかもしれないのに。

 

 

子どもの時に好きなことって

その時にしてあげなきゃだよな、と

 

ピアノを見て、いつも、少し寂しく思うのです。