借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

貧乏自慢のないものねだり(゚∀゚)

私が行っている読書会の人たちが所属する団体が、おうちを買う話になってるんです(・∀・)
そのおうちが
 
あまり~~~~~~~~~にも、素敵だったので(≧∇≦)
 
ネットの写真を経理さんに見せました(∩´∀`)∩
 
 
「すごくないですかこの40畳のリビング(・∀・)」
「お風呂が丸いジャグジー天窓付き(・∀・)」
「シューズインクローク(・∀・)」
「リビングが全部吹き抜け(・∀・)」
「柱の中に人が入れる。これなんだ(゚∀゚)」
「なぜか洗面ボウルが2つ並んでいる。洗面ボウルがスペイン風だ(゚∀゚)」
「2階の部屋にすべてウォークインクローゼット付き、さらになぜかすべてロフト付き(゚∀゚)」
「てか5SLDKのSってなに?スペシャルルーム?ああ、そういえば収納だけで25畳もあるΣ(・ω・ノ)ノ!」
「犬小屋がゴージャス、犬用のお風呂もあってうちの部屋より豪華(≧∇≦)」
「レンガ造りでステンドグラスもあってお城みたい(≧∇≦)」
 
「これでお値段4000万(; ・`д・´)」
 
 
経理「(゚д゚)!安! 土地付きでしょ?これでその値段、安!いくら中古とはいえ、いくら郊外とはいえ、この綺麗さでこの広さでその値段、安!
 
このあたりのマンションなんて、10年たっても全然値段が下がらないんですよ。駅前だと、むしろちょっと上がってるくらいで。
うちのマンションも、10年前に買った時●000万とかだったんですけど、こないだ同じ棟で売り出してたのが同じくらいの値段だったりね」
 
私「あ~ じゃあこの値段だったら全然買いですよね~~ 郊外だから不便は不便なんですけどね」
 
経理「あのへん、どうしたんでしょうねぇ。なかなか高くならないですねぇ。こんな素敵な家がこんな値段だなんて。
あのへん、三田(※注:新興高級住宅街)の二の舞とかになるんじゃないのかしら」
 
割と新しく開発されたエリアなんです。
 
私「じゃあ経理さんが今のマンション売っちゃって、この家買ったらなかなかオトクなんじゃ(・∀・)」
 
経理「ん~(;´∀`) でもやっぱりうちは、田舎すぎるのはね。田舎は辛いですよ」
 
 
ここから貧乏話になっていきました。
 
 
経理「うちは奈良の田舎だったから。先生が家庭訪問に来た時、雨漏りとかしてましたし。」
 
私「貧乏なら私も負けてないよ!( `・∀・´)ノ🍆
親戚の子を抱っこして実家を歩いてたら、床が腐ってて、ズボって床が抜けて、落とし穴に落ちたみたいに落ちたんですよ~!
床が抜けるんですよ!?!?(゚∀゚)
窓ガラスはずっと割れてたし~、
お風呂ずっと壊れててなかったし~」
 
経理「うち、窓ガラスなかったよ?(゚∀゚)
窓ガラスの代わりに、父がなんか貼ってね~。
うちの父何でも作るんですよ、お風呂もうちの父が作って。
私は小さかったから覚えてないけど、兄たちが『お父さんがうちに2階を作った日のことをよく覚えてる』って言うんですよ。
ていうか雨漏りですよ雨漏り(゚∀゚) 先生、雨漏りの横でどう思ってたんやろ思いますよ(゚∀゚)」
 
私「いやでも先生は雨漏りとかは大丈夫なんじゃないかな~。
うちの友達でも、カーテンがずっとビリビリに裂けてた家に住んでた子がいて・・・」
 
経理「ああ、なんか荒んでたわけやね」
 
私「ええ、うちも貧乏で荒んでたとこもあったとは思うけど、貧乏と荒んでるのって違うじゃないですか。
そもそも、先生家がどんなんかっていうのも見に来てるわけだし」
 
 
経理「私、なんでここで働いてるんだろうと思うんですよ。
みんな大卒で、すごい人ばかりじゃないですか。
私なんか、すごい貧乏なところ出身で、私だけ高卒で、みんなと世界が全然違う。
ここにいなければ一生知らなかったようなことばかりで、
凄い場違いで、ここにいていいんやろかと思うんですよ」
 
 
経理さんは、子どもの卒業式で、隣に座っていたママ友さんに
「仕事探してるんだけど、なんかないかな!」と話しかけたところ
「ちょうどうちの職場で経理探してるんだけど、来る?(゚∀゚)」ということで採用されたそうです(゚∀゚)
 
 
経理さんは続けます。
「貧乏人は、ずっと貧乏なんですよ。
お金持ちの子は、ちゃんと教育を受けて、いい企業に入って、だからまたお金持ちになれる。
お金持ちの子は、お金持ち。
私ら貧乏人はずっと安い賃金で働くんです」
 
 
経理さん、時々こういうこというんですよね。
妬んでるようではなく、悟ったように、諦めたように。
とても頭のいい人で、高校の先生に「お前は教師になると思ってた」と言われたくらいだったのに
大学に行くという選択肢がなかったそうな。
 
 
経理さんは、前のボスからも、今のボスからも
「うちの職場の外付けハードディスク!」と呼ばれるくらいに重宝されている、
うちの職場の宝物なのに。
こんな人がいてくれるのが奇跡のような人なのに
 
それでも、自分に自信がないのか、引け目を感じているのか、
時々こういうことを言う。
 
自信がないと言っても、
私のようにオドオドしたり挙動不審になったりはしないけど(;^ω^)
 
 
 
経理さん。
経理さんは、私が大卒だからと
少し羨ましかったり引け目を感じたりしてるのかもしれないけど
 
私、言ってないけど、シェアハウスに住んでるんだよ(゚∀゚)
帰るおうち、ないんだよ(゚∀゚)
 
家族もいなくて
ずっと一人で
たった一人で。
 
優しい素敵な旦那さんがいて、
いろいろあるけどまっすぐ素直で優しくて面白い子供たちが3人もいる経理さんの生活は
私がずっと欲しかったもので
 
経理さんは、私が欲しかったものを持ってるんだよ~
私、何にもないんだよ~
 
伝えてあげたいような気もするけど
でも、伝えるようなことでもないな( ̄▽ ̄;)
 
 
そんな、貧乏自慢をしたあとで、
お互いがお互いを、
知らないうちにないものねだり。
 
 

昨日の夕食後の体重(着衣込み) 54.4㎏

本日の朝食前の体重(着衣込み) 55.8㎏

本日の夕食後の体重(着衣込み) 55.4㎏

 

なぜ1日で1キロも増える!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)