借り暮らしのアラフィフティ- 海外シェアハウス暮らし ‐

天涯孤独のアラフィフおひとりさま。家も金も男も定職もないから断捨離しまくり人生リセット、日本での生活も捨てて身軽で自由にシェアハウス暮らし。ミニマルライフ&ライフハックについて書いていきます!

フランス人との出会い①

ちょっと前のできごとです。

 

 

 

私はKALDIに行っておりました。

オサレなものや美味しいものを買うためではなく、無料のコーヒーをもらうためです。

 

 

KALDIの店頭では、サービスで小さな紙コップにちょっとだけですが、コーヒーを配るサービスをしています。

その無料のコーヒーが欲しいが為に、時々足を延ばすんです。

それを飲んでいる間は店内にいなきゃいけないのですが、それくらいいいです。

 

 

そしてその日もいつもと同じように無料のコーヒーを受け取って飲みながら店内を歩き回っていたのですが、

その日は、いつも職場で飲んでいるお気に入りの美味しいコーヒーが切れてしまったんです。

 

 

ホントにめちゃうまです。

 

でもちょっと違うものも試してみたくて、新しいものがないかな、とKALDIで探していたんです。

 

 

そうしましたら、KALDIオリジナルブレンド カフェモカインスタントコーヒーというのを見つけました、

これ、ちょっと気になるなと思って見ていたのですが、在庫が2つしかなかったんですね。

 

そこで、なくなってしまう前に・・・!と思って、手を伸ばしたところ、

同時に同じ商品に伸びてくる手がありました。

 

 

まるで少女漫画か、昔の映画のようで

あまりにもできすぎで古臭い設定ですが、本当です。

 

 

同じカフェモカを取ろうとした二つの手は、二つともひるんで手を下げました。

 

 

そして手の伸びてきた方向を見ると、外国人男性でした。

 

 

「ああ、いえいえ、お先に」

 

 

と、私はコーヒーを譲り、相手は笑顔で「いやいやどうぞ」などという社交辞令や様式美を繰り返した末、

外国人男性がコーヒーを手に取り、にっこりと会釈をして、レジに並びました。

 

私は「なんかタイミング外したな~」と、買わないで帰ることにしました。

ちょっとここで何かその外国人男性と喋ればよかったのかな~とも思ったんですけど、ガッツリ食いつくのもいやらしいしな、と思って。

それに、変にややこしいことにもなりたくない。

年を取ってアラフィフにもなると、積極性がなくなり、なんでももう「別にいいや」ってなりますね。

 

 

しかし。

 

 

立ち去ろうと、もう店を出るところだった私の耳に、「〇〇人ですか!?( ^)o(^ )」という、おっちゃんの声が入ってきました。

 

おお。私よりも年上のおっちゃんが、さっきの外国人の彼に、外国人が珍しいのか嬉しいのか、めっちゃ話しかけてるのんね(;´∀`)

 

「いえ、〇〇人です」などという返事の声は聞こえたものの、内容は聞き取れなかったのですが、

なんだか「外国人と話せてうれしい」という素直な感情を行動に出してるおっちゃんがどことなく羨ましくなり、

私が忘れてしまったものを持ってるような気がして、ちょっと立ち止まって会話を遠くで聞いていました。

 

 

おっちゃんは「ほお!じゃあ、フランス語を教えてるんか!?( ^)o(^ )」と続けます。

ふむふむ、彼はフランス人だったようだ。

 

そうしたら彼は

「いいえ、※※をしています」と答えました。

 

 

(゚д゚)!

 

 

※※?(・ω・)

 

 

※※って、バリバリ私の勤めてるところの業種なんですけど!?!?!?

 

 

こ、これは・・・(; ・`д・´)と思って、フランス人男性がレジを終わって帰ろうとするその後姿を追いかけ、

「えくせきゅぜ、もあ?」と声をかけました。

 

 

 

続く