ピアノの思い出②
私は、昔、少しだけピアノをやっていました。
始めたのは小2の時でした。
当時小1の妹が先に始めたのですが、妹から教わっているうちに追いついてしまい。。。って当然ですよね、そんなに難しいことしませんから。
追いついたのなら、ということで、私も習い始めました。
うちの母はとある集まりに毎週日曜日に行っていたのですが、
ピアノの先生もそこで知り合った人でしたね。
私、塾のようなものも、そこで知り合った人のところに行ったので
毎週の集まり とか、人のつながり というのはやはり重要ですね。きっかけとして。
で、少しだけピアノを弾けるようになりました。
少しだけ。
そして、中学になりますと、合唱コンクールという行事がありまして
クラス対抗で合唱をせねばなりませんでした。
クラス対抗で、つまり、クラスに一人はピアノ伴奏が必要で(;^ω^)
当時、クラスに、ピアノが弾ける人は私一人しかいませんでした。
私は歌いたかったのに、どんなに嫌だと言っても
ピアノが弾ける人が一人しかいないからと、
みんな当たり前に、責めるように、強制的に、私がピアノ伴奏ということで決定しました。
私も、「いいよ~ 私がピアノするよ~」と言えばよかったのかもしれませんが
私は歌の方が好きでしたしね。
ピアノ伴奏だと、歌えないのでね。
しぶしぶ泣く泣く、ピアノ伴奏となりました。
3年間、ずっと。
その合唱コンクールの課題曲に、「虹と雪のバラード」というのがありまして、
これまた懐かしいというか、
札幌オリンピックの時のテーマソングだそうですね。
トワエモアですよ!覚えてますか!!!
まあそれはいいんですが、
というわけで、私は「虹と雪のバラード」のピアノ伴奏が弾けたのです。
その伴奏、
今行っている施設にピアノがあったので、弾いてみようとしました。。。
が・・・
全く弾けない((((;゚Д゚))))
まあ、30年以上前のことですのでね(;^ω^)
でも少しは覚えているかと思ったのですが、
ぜ~んぜん。
楽譜を、オンラインで見本だけ見て、見えるところだけ譜面を見て弾いてみたのですが
それでも全然。
30年前の私、すごかった。
今の私より、全然すごい。
ピアノ、弾けたんだなぁ。
へたっぴだったけど、それでも、曲が弾けたんだなぁ。
少しだけ、たったの4小節だけ、読み取れた伴奏を弾いてみると
たったの4小節なのに、とてもきれいで
あれ、4小節だけど弾ける、すごくきれい!と思ったり
あれ、私、たった4小節しか弾けない!昔は全曲弾けたのに!と思ったり
もう楽譜もすらすら読めなくなっちゃってましたね。
そういえば、大学のクラブの同窓会で
先輩が
「ピアノ習い始めたんや」と言って、
1年で、私が習ったピアノ教本をすべて終えていたのを見て
子どものころからじゃなくてもいいんだ、すごい
と思った記憶があります。
大人からでも大丈夫なんだ、というか
子どものころからやってても、
全然弾いてなければ、こんなにも弾けなくなるんだと
なんだか、
子どものころに少しピアノが弾けたくらいで
ピアノが弾けると思い込んでいた自分がみっともないのと
せっかく公共のピアノがあるんだから、少し、練習しようかなぁ
なんて思った ピアノの思い出でございました。